No.218:モトビースト/Motobeast

No.218:モトビースト/Motobeast
No.218:モトビースト/Motobeast
場所:技法地球242号/裏州(リージア)においては珍しくない
技法:科学的技法+他技法
種別:技法道具・けもの/生体機械属/生体ビークル
関連:No.165:技法地球242号/Technigic Earth No.242 | No.048:ソングランドのオートマータ/Songlandish Automata
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相方(←人間。本人の希望により、以降M=O氏と表記する)が私の棲んでいる世界においてとりわけ興味を持ったもののひとつが、技法地球242号の公道を走る「モトビースト」たちだった。
一般的に、「動力源がモーター、あるいはそれと同様の器官であること」「人工/天然問わず基部が筋繊維により構成されていること」「ボディの大部分が科学的技法による組成であること」という条件を満たす存在を指すと言われている(一部地域では「騎乗/搭乗/搭載能力があること」も勘定に含まれる)。
M=O氏が今回翻訳した個体は、それらのなかでも特に乗り物然としたものだった。何でも、自分がいつか乗りたいバイクの車種に似ているのが目を引いたらしい。相変わらずわかりやすい奴よなぁ。
オマケ
「できない」を/「できる」と絡め、/やったるぞ!!
No.214:ガイコツ頭/The Skullhead
No.214:ガイコツ頭/The Skullhead
場所:技法地球242号/ガーデンハイツおおかみ/はじまりの倉庫
技法:科学的な成り立ち?
種別:造形物/遺物/自律型機械
関連:No.206:はじまりの倉庫/Our Beginning Warehouse
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アパート「ガーデンハイツおおかみ」の倉庫。この場所は土埃と種々雑多ながらくたにまみれている、小汚い部屋。そして242号の技法地球に私を解き放った「ドア」のある、何度目かのはじまりの場所
がらくたの山からは時々、この身の丈15センチ程の小さな自律歩行機械のような、生い立ちのわからない存在が跳び出してきたりする。彼ははじめからこの場所にいた、密やかな住人であったのだろうか。それとも私のように、ある日異なる世界へ続く通路を通って――
オマケ
白い陽を/食うため夜は/やって来る
No.213:答えない石/Unanswered Stone
No.213:答えない石/Unanswered Stone
場所:技法地球242号/ガーデンハイツおおかみ/はじまりの倉庫
技法:科学的且つ神学的
種別:造形物/遺物
関連:No.206:はじまりの倉庫/Our Beginning Warehouse
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私が現在住んでいるアパート「ガーデンハイツおおかみ」の倉庫には、アパートの管理人が収蔵していたり、どういった経緯で紛れ込んだのか不明な物体が数多く存在する。私は或る日、おもむろにその内のひとつを手にとった
これはいつか行った技法道具専門店でも見かけたことがある。近くの他人が抱える問題に対する、最良の答えを常に発し続けているが、直接の持ち主が抱える問題へは一切答えをくれない。これはそういう、石の彫像
オマケ
旅立ちは/いつになるのか/人間よ
No.198:居住塔第242棟/The Residence Tower No.242
No.198:居住塔第242棟/The Residence Tower No.242
技法地球244号/記憶の街 静南
科学的によって建築され、妖学+神学的技法により存在を維持している
建築/マンション/静南の建築
静南に存在しており、旧技法の国から逃れてきてすぐの私→ウォセ=オーザケフが、仮宿としてかつて一室を借りていたマンション
行政の手がほとんど回っていないエリアにそびえ立つスラム街化マンションのひとつ。このような立地の静南の「居住塔」は、大抵流れ者の棲処や静南に漂う記憶の採取が目的である技法師たちの宿などとして利用されている
上層階には、塔世界「242番技法世界」へ通じる出入口が隠されている
オマケ
腹痛の/原因未だ/わからない
No.196:交渉人と呼び鈴/The Negotiator and The Bell
No.196:交渉人と呼び鈴/The Negotiator and The Bell
技法地球242号/ガーデンハイツおおかみ(W=Oが所有)
魔学、妖学、科学的技法の複合により機能
技法道具/技法勇者の道具
異世界の勇者ウォセ=オーザケフ(この文を書いている私)が水沢岸辺の協力を得て製作中の、2体1組の簡易召喚機
「交渉人」と契約を取り交わした者を「呼び鈴」により、同意の下その場に召喚することができる。というのが理想であるが、技術的な問題があり、私の手で完成することが出来るかは不明。「交渉人」にはドロウン族の技法が、「呼び鈴」には「ドアノブ」の仕組みが一部応用されている
参考:No.043:「ドアノブ」/”Doorknob”:No.008:水沢岸辺/Kishibe Mizusawa
オラにヤル/気をわけてくれ/えええええ!!!